![]() 2011.06.27 Monday
週刊文春 挿絵まとめ4月分
『週刊文春』にて、中村うさぎさんの連載「さすらいの女王」の挿絵を担当しております。2011年4月分の挿絵をまとめてご紹介させて頂きます。
![]() 早速だけど、どうしよう。この挿絵が載った号の内容が思い出せないのです。うさぎさんが何かに怒ってらっしゃったので、このような絵を描いた気もします。うさぎさんの文章をしっかり読んで描いたはずなのに、ワキサカの記憶力は大丈夫なのでしょうか。記憶力がゼロだから、この恥の多い人生を平気で生きてこれたのでしょうか。 ![]() こちらの号は、2011年東京都知事選挙についての内容でした。うさぎさんは、原発推進派の石原都知事が再選した事について、「心の底から絶望した」と書いておりました。 というワケで挿絵は、原発マークのトランプを描いてみました。ジョーカーは石原都知事。『週刊文春』は毎週何十万部も発行している雑誌ですので、どこかの大人に怒られるんじゃないかと思ってドキドキしましたが、誰にも怒られませんでした。少しはかまってほしいです。 ![]() この号は、宗教団体の政治方針についてのお話。周りに流されず、自分の信念をつらぬくウサギさんを指人形に模して描いてみました。 そういえば僕は小さい頃、指人形とか操り人形が大好きだったのですが、なんとなく男の子っぽくない遊びなので、お友達には言えませんでした。今でもわりと好きなのですが、なんとなく大人っぽくない遊びなので、やっぱりお友達には言えないです。ちなみに『とんがりコーン』を食べる時は、皆様も必ず指にはめると思いますが、両手指に全部はめるのは至難の技だからやってごらんなさい。 ![]() この号では、うさぎさんが感じた、震災後のツイッターの雰囲気について。「個でありながらも、全体で何か大きな有機体を形作っているような、それは不思議な光景」だったとのこと。ですから、挿絵は、アメーバのような絵で「ツイッター」を表現してみましたよ。 描いている時は、アメーバブログの事を考えてました。来世でもしAKBになれたらアメブロで1位とりたいです。1ミリも面白くない宣伝とか書いてやるんだぜ。 ----------------- 先日、「Tokio Hotel」のミニライヴにお邪魔したのです。知人にその話をしたら、「東急ホテル?」と聞かれましたが、「Tokio Hotel」はドイツの人気バンドです。泊まるとポイントがつき、マイルに加算できたりするのが東急ホテル、そもそもホテルじゃないのがTokio Hotelと覚えておくと分かりやすいですよね。 ボーカルのビル(まだ21歳くらい)が中性的な格好や化粧をしている事でも有名なこのバンド。世界の10代女子からカリスマ的な支持を受けているそうでございます。この日もばっちりメイクで決めたビルさん。登場すると同時に女子達が歓声や鼻汁などを飛ばし、会場は興奮のるつぼ。フランス語で言えば Le Tsuboでしょうか。 ![]() ![]() ビルさんは、綺麗なお顔にバッチリメイクでしたのに、写真を撮ったら、なんだか骸骨みたいに写ってしまいました。中身が撮れてしまったようで恐かったです。怪現象にブルブル震えていると、ふと隣に立つ男性の靴が目に入りました。金色の革靴です。こ、これは....この靴を履きこなせるのは...そうです、ドン小西さんでした。隣にドン。ちょっと面白かったので、感情はプラマイゼロになりました。 ![]() この日、お誘い頂いた編集者さんから、男性がするアイメイクの事を『ガイライナー』というと聞きました。せっかくのライヴなので、みんなでアイラインを引いてみようという事になって、超うっすらですが、初めて目の下にアイラインを入れました。うれし恥ずかしかったです。 ![]() |