2010.01.24 Sunday
しんでれら
![]() ![]() 『週刊文春』先週号(1月21日号)と今週号(1月28日号)。中村うさぎエッセイ「さすらいの女王」の挿絵です。 うさぎさんはこの正月、脳性マヒで車椅子の生活を送る医師が書いた『リハビリの夜』という本を興味深く読んだそうです。先週、今週ともに、その本の感想と考察がエッセイの内容でした。 先週は「エロス」、今週は「お姫様だっこ」というキーワードが出でまいりましたので、こんな感じで描いてみました。よろしければぜひ本誌をご覧下さいね。 ![]() リハビリの夜 熊谷 晋一郎 --- お姫さま抱っこ...やはり女性は憧れるものなんでしょうね。 もし僕がそんな事をしてあげるなら、できれば事前にトイレかなんかで2、3度屈伸運動してから、とにかく腰を痛めないようにソロリソロリと持ち上げたいです。急にやって、腰がピキーッとかなったら、自分が救急の人にお姫様だっこされてしまうからです。 ま、女性は小さい頃から様々な「おとぎ話」に触れている訳で、「お姫さまのようになりたい」「素敵な王子さまがきっと迎えに来てくれる」などと刷り込まれるのも無理はないのかもしれません。 しかし一方、男子が「王子さま」に憧れるという話はあまり聞かないものですね。もちろん白いタイツを履かねばならぬ問題もあるでしょうが、なんといっても物語自体の欺瞞にうすうす気づいてしまうからではないでしょうか。 それは王子様が「お金持ちで、優しくて、素敵なお顔」という前提。 有名な「シンデレラ」なんて、よく考えてみますと、王子様が「イケメン」だから成り立つお話な訳です。それがもし、例えば蛭子能収さんみたいなお顔立ちでしたらどうでしょう。 『国中の女子を呼びつけて、目の前で靴を履かせてみる』という、権力を利用したストーカーのようなお話に一転するではありませぬか。そもそも、そんなに惚れたはずなのに、顔を見ただけで分からないものでしょうか。もし靴がぴったり合ってしまえば、蛭子さんと結婚しなければならないなんて、会場はもう阿鼻叫喚だと思うのです。 --- おとぎ話と言えば、映画「かいじゅうたちのいるところ」を見たいけどまだ見れてないので、メモ。あのかいじゅうに似ている友達がいるのです。 |















