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イラストレーター
ワキサカコウジのblog
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さすらいのイラストレーター2
  今まで週刊文春で描いた「似顔絵」のご紹介が続きます。

ワキサカコウジ
沢尻エリカさん

映画「ヘルタースケルター」が話題だった頃に描いたものです。あの映画では、沢尻さんが大胆なヌードを披露する濡れ場がございました。初めてスロー再生という機能を使ったことをお知らせいたします。

ちなみに元ダンナ様の高城剛さんには、ご著書の出版記念パーティーでお会いした事がありますが、上半身はビシっとしたタキシード蝶ネクタイで、下半身が半ズボンでした。あれを着こなせるのは高城さんか名探偵コナンだけだと思いました。


ビートたけしさん

このくらい有名な方になってしまうと、誰もが似てるか似てないか判断出来てしまうワケで、なかなか緊張します。ちょっと若く描き過ぎた?...けど、もう描いちゃったものは仕方なし。

ちなみに人気絶頂のビートたけしさんと明石家さんまさんが出演していた番組「俺たちひょうきん族」が終わってすでに25年経つそうです。

我々の世代は毎週土曜日夜8時、ドリフの「8時だョ!全員集合」と「俺たちひょうきん族」、どちらの番組を観るか悩んだものですよね。ビデオもない時代だったのです。どっちも観たくて、無理矢理テレビ本体のダイヤルを回してザッピングをしていたら、ダイヤルが取れたよ。



瀬戸内寂聴さん

簡単そうだと思ったのに、意外と似なくて困りました。結果的に瀬戸内寂聴さんというより、なんだかベテランの落語家さんみたいになってしまって不本意。そして、瀬戸内寂聴さんについての思い入れがないので、ここに書く事もなくて不本意。

ワキサカコウジ
猪瀬直樹 前東京都知事

2020年の「五輪」の招致では「だいなみっく」な活躍をされましたが、その後、「五千万」の件で都庁から去る事になってしまいましたね。
この似顔絵は意外と似てるんじゃないでしょうか。この時の自分、ありがとうございます。

ワキサカコウジ
半沢直樹さん

僕は普段全くドラマをみないのですが、これは超ハマりました。役者さん達のチョイスがとても良くて。特にラストの香川照之さんの「土下座」はテレビ史に残る名演技ではないでしょうか。もし僕が、目の前であんなにカクカク震える土下座をする人を見たら、とにかく病院での検査をお薦めすると思います。チワワだってあんなには震えないからです。


最後は木嶋香苗被告

...金銭目的で、男性3人を練炭自殺に見せかけて殺害したとして逮捕された女性です。

多数の男性を手玉にとり、高級マンションでセレブな生活をしていたとされる木嶋被告ですが、その容姿はセレブというよりケバブだった事も話題となりました。こういう、男を翻弄して犯罪を犯す「ふくよかな女性」って意外といますよね。和歌山毒物カレー事件鳥取連続不審死事件もしかり。

ちなみに僕も数年前、マツコデラックスさんをそのまま小さくしたようなご体型の女性に翻弄された事がございます。友人のホームパーティーに来ていたその女性とは初対面だったのですが、ほんのちょっとお話しただけで、その場で「彼氏にならない?」と言われたのです。

冗談のような雰囲気ではなく、どう答えていいか困惑していると、ふと彼女の左の二の腕に目がとまりました。高級ハムみたいだったからではありません。「」がこちらを睨んでいたからです。

そう、半袖のお洋服から少しだけ見えていたのは、立派な虎の入れ墨でした。そして僕の視線に気付いた女性が「背中にも彫ってるよ」とおっしゃるではありませんか。ほんとですか?背中にはどんな動物が?...と聞くと、彼女がこう言ったのです。

般若菩薩

「え?」

だから動物じゃなくて、般若菩薩


うん、なんだかよくわからないけど、さっきから極道って文字が頭に浮かんでくるよ。そういう病気なのかな......などと言ってる場合ではありません。つまり僕は今、腕に、背中に菩薩を背負ったプチマツコデラックスさんに交際を申し込まれている最中なのです。

一体どこでデートすればいいのかもわかりませんし(賭場とか?)、ちょっと趣味も合いそうにありませんので、丁重に交際のお申し出をお断りしました

......するとどうでしょう。さきほどまで穏やかだった彼女が突然「はぁ?お前何様だよ!」と激おこ。まさしく般若のようなお顔で色々罵られた後、
他の男性のほうに去っていきました。あまりの豹変ぶりが怖かったです。

だとかとかややこしくてごめんね。

週刊文春comments(6) *author : wacky
さすらいのイラストレーター1


週刊文春での連載終了のお話は前回書きましたが、思い出としていくつか挿絵をご紹介させて下さい。その中でも今回は「似顔絵」を集めてみようかと思います。

ちなみにイラストレーターと一口に申しましても、得意分野は人それぞれ。実はワキサカは似顔絵というものが苦手であります。

まだ20代の頃、断りきれずにイベントで似顔絵描きをした事もあるのですが、これが最悪でした。人前で描くのも初めてで、当日とても緊張したのを覚えております。

最初(で最後だったけど)のお客さまは若い女性。30分以上もかけて一生懸命に描いた結果、なぜか前髪パッツンの類人猿みたいに仕上がってしまったのです。どこの美容室で切ってるのか気になるほどの類人猿です。

もちろん目の前の女性は完全にヒトに進化された状態ですし、髪型以外は全く似ていませんでした。焦って胃のあたりがキューッとなりましたが、今さら描き直すワケにもいきません。その女性がたまたま類人猿グッズとかを集めている方だったらいいな...という一縷の望みにかけて恐る恐る絵を見せると、笑顔が一瞬で消えたよね。

これ私ですか?」つって。

哲学的な質問をさせてしまってごめんなさい、お嬢さん。恥ずかしくて死ぬ(恥死する)ことがあるならば、こういう時でしょうね。もちろん平謝りでお代も頂かず。以後は似顔絵を描く事もなかったのでございます。

しかし週刊文春で挿絵を描いていく中で、有名人の話がメインの内容の時などは、どうしてもここは似顔絵が必要...という事があり、少しずつ再チャレンジをしておりました。以下、その悪戦苦闘の過程が見えるでしょうか。


ガッツ石松さんがもみあげをテクノカットにしたら、という絵ですが......8年前に描いたものとはいえ、微妙すぎますねこれは。


次はテレビに出始めた頃のマツコデラックスさん。今見ると、どうせ似てないなら、せめてもうちょっと意地悪に太らせたほうが面白いのに...と思います。当時の自分のばか!どうして当時の自分は当時の自分の考えしか思いつかないのでしょうか。


知ってる人は知っている海外ドラマ「アグリーベティー(醜いベティ)」の主人公。ファッション業界に飛びこんだブスが、偏見に立ち向かっていく話ですが、このドラマの一番好きな所は、主人公がわりと本当にブスってところ。


ヨイトマケさん(白黒ですが、髪は黄色とお考えください)

ワキサカコウジ
安室奈美恵さん。いつまでも本当にかわいいです。現在僕の持っている情報はそれだけです。


石原慎太郎さん。ガッツ石松さんから数年を経て、なんだかこれはわりと上手に描けたんじゃないでしょうかね。

本厄を迎えたイラストレーターが「わーい、上手に描けた」などと言ってる場合かどうかは各自お考えくださいませ。

(つづく)
週刊文春comments(4) *author : wacky
文春での連載が終了!
本日(2014年4月24日)発売の『週刊文春』にて、中村うさぎさんのエッセイ「さすらいの女王」が最終回を迎えたのです。

中村うさぎさんは昨年8月、原因不明の体調不良が続いて入院。何度か心肺停止に陥る危険な状態となるも、その後は徐々に回復し12月に退院されました。
現在は車椅子での生活ながら、執筆やTV出演を再開している状況です。(スティッフパーソン症候群という報道もありましたが、今も病名は確定してないそうです)

このような経験をされ、「書きたいことがたくさん出てきた」とおっしゃっていた矢先での連載終了。せっかく復帰されたばかりなのに残念なことです。世知辛い世の中ですな、はっはっは。...などと言ってる場合じゃないのだよチミ。

うさぎさんの連載が終わるという事はつまり、挿絵を担当しているワキサカも自動的に卒業(クビとも言うのよ♡)ではありませんか!

わ〜ん嫌だよ、おじさんまだ卒業したくないよ〜。このお仕事がなくなると、きっと荒んだ生活になり、近所を徘徊し、なんだか謎の匂いを発するおじさん(通称ハッスルおじさん)として有名になっちゃうよ...

...などとゴネても仕方がない事は分かっております。文章がなければ挿絵も必要ないのです。一蓮托生ですよね。

これは「笑っていいとも!」が終われば、いいとも青年隊がいなくなる事と一緒だと思います。今までいいとも青年隊の気持ちについて考えた事がなかったのですが、自分がこういう立場になってみるとよく分かります。
彼らもきっと複雑な気持ちだったことでしょう。番組がもうすぐ終わると知っていながら、お昼休みには必ずウキウキしなければならないのですから。僕が最後にウキウキしたのは20年前の夏だったでしょうか。毎日ウキウキし続けたいいとも青年隊を尊敬します。しらんけど。


さて、うさぎさんの連載は当初「ショッピングの女王」というタイトルで1999年頃に始まりました。そして2004年に「さすらいの女王」にタイトルを変更した際、ワキサカが挿絵を担当することになったのです。

当時、広告系や女性ファッション誌などのお仕事をメインとし、シャレオツを気取っていた僕は、週刊誌の挿絵というちょっと毛色の違うお仕事依頼に戸惑いました。なかでも「週刊文春」は鼻毛がちょっぴり出ているようなおじさん向けの雑誌だと思っていて、読んだ事もなかったからです。(実際に読んでみたら、鼻毛は特に関係ないようでした)

うさぎさんとの打ち合わせを兼ねて、初めて会食をした際にはとても緊張したのを覚えています。なぜなら、うさぎさんは世間から白い目で見られがちな、買い物依存症ホスト通い整形、といったぶっとんだ私生活を赤裸々に書いてらっしゃる方。鳥鑑賞七夕の短冊を読むのが趣味の僕と話が合うはずがありません。きっと失言でもしたら、急にぶたれたり、都こんぶとかをいきなり口に突っ込まれるんじゃないかと、なんだか恐しかったのです。酢でむせるよね。

しかし実際にうさぎさんとお会いしてみると、イメージとは違い、とても腰が低くてサービス精神旺盛な方でした。ぶたれることもなく、色んなお話をしました。ちなみにその日、うさぎさんの言葉で一番印象に残ってるのは「嘘は書かない」とおっしゃっていたこと。起きた事、思った事を包み隠さず書いているのだとか。だから熱烈なファンを獲得する一方、嫌われたり、敵も作ってしまうのでしょう。

嘘をつかない事ってなかなか難しいんですよね。小学校の読書感想文ですら嘘を書いていた僕にはとっても耳が痛かったです。あまりにも痛すぎるのでよく見たら、耳たぶがクワガタにはさまれていたのです。みたいな嘘です。

あれから早10年以上が経ちました。正確には10年4ヶ月。
お仕事の流れは、毎週だいたい水曜日にうさぎさんの原稿をもらい、木曜日に挿絵を入稿します。雑誌掲載の一週間前にお渡しするのです。毎回原稿を読んでから描くので、描き溜めは出来ません。他の方に任せるワケにもいきませんし、水曜日の午後から木曜日の夕方にかけて、怪我病気パイプのトラブルが起きようが、描かねばなりません。締め切りを落とす事もなく、よく10年以上も続けられたと思います。

今まで描いたイラストの総数は501枚。なんとなくリーバイスっぽい数字になりましたので、よしとします



ちなみに、最後に向けての最近の数号は、以前からやってみたかったことにチャレンジしていました。挿絵のタッチをガラっと変えて4コマ漫画風にしたのです。漫画にすると絵に興味ない人も読んでくれるからです。なんだか試行錯誤していた連載当初の気持ちが蘇って楽しかったです。

もし文春の挿絵を楽しみにしてくれた方が1人でもいらしたなら、長い間おつきあい頂いて、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

長くなったのでいったんこのへんに。
次回は最近の挿絵を少し紹介しておこうと思ってます。

週刊文春comments(6) *author : wacky
週刊文春 挿絵2012 セレクト_A
先日、かの有名な『ライト兄弟』が実は5人兄弟だったという事を知りました。歴史に埋もれた他の3人の気持ちを考えると、むしろヘビー兄弟だったのかもしれませんね。

皆様いかがお過ごしですか、ワキサカです。

少し更新の間が空いたら、どんな感じのブログだったか忘れてしまったのですが、こんな感じでよろしかったでしょうか。ちなみにライト兄弟の妹さんはなんと52歳でお嫁に行けたそうで、とっても良かったよね。

などと言ってる場合ではなくて、本日は週刊文春のお仕事のご紹介をさせて下さいませ。

それは中村うさぎさんのエッセイ『さすらいの女王』の挿絵。連載担当9年目の今年も元気に毎週描いております。しかし、最近ブログではご紹介出来ておらず、ちょっと気になっていたのです。でも、誰もそんなの気付いてないだろうし、見たいとも言われないし、猫アレルギーを隠してまで仲良くしている近所のネコですら、ミャーとか言うだけなので、こっちもついニャヌーッつって、先延ばしに。

そしたらね、紹介していない挿絵が36週分もたまっちゃったのです。9ヶ月分。というワケで、全部の画像を貼るのもアレなので、何点かセレクトしてみました。
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なんだか「フェンデイ」とかその他の高級ブランドが出てくるお話で、このような挿絵を描いたような気がします。人間の記憶とは不思議なものですね。つい最近自分で描いた絵の記憶がこれだけ曖昧なのに、はるか昔、代々木公園で始めてチューをした時に、前歯がカチンつって当たった記憶は鮮明なのですから。距離感が掴めなかったんだよね。


こちらはコラムの中に猟奇的殺人映画のお話が出てきて、このような挿絵を描きました。うさぎさんはそういった猟奇的な映画が好きだそうですが、僕は特に好きでも嫌いでもない感じです。男子が「マカロン」に対して抱く気持ちと同じと考えれば良いでしょう。もしアンドーナッツがこの世からなくなったら生きていけないけれど、正直マカロンがなくなっても、マロンポポロンでなんとかなると思う、あのくらいの感じです。



うさぎさんの文章のなかに、『ねたみ・そねみ・ひがみ』という文章が出てきました。その文字を見ていたら、なんだか女子の名前みたいだなと思い、ねたみ・そねみ・ひがみという三姉妹を描いてみました。

それにしても、そんな名前をつけるなんてひどい親ですね。おかげで極悪の三姉妹に育ってしまい、こうしてよく分からない怨念を込めたスープを作る毎日。しかも火にかけているツボの中に、かわいいネズミたんがいるではありませぬか。ひどい!温度がまだぬるいので、なんならちょっと気持ち良くなっちゃっている様子ですが、彼はこの後どうなってしまうのでしょうか。自分の事も含めて心配です。



この号では、現代の若者は居場所を探している、というお話をうさぎさんが書かれていたので『ドラクエ』風のイラストで、若者の居場所探しを表現してみました。

小学生の頃、ドラクエを初めてプレイした時は感激しました。それ以来、今まで何度もお姫さまやら世界やらを救ってきたのですから、せめてホイミの呪文くらい使えるようにならないものでしょうか。一瞬で身体から疲れが吹き飛ぶそうですから、ノリピーさんとか田代さんとかと一緒にキャッキャ出来ると思うんです。




この号は、愛についてのお話が出てきましたので、『』という漢字と、『LOVE』という英字を、それぞれ一筆書きにしてみました。

『愛』が一つの線でつながっている、なんて素敵ですよね。世界のどこかに、その線の端をもつ人がいると思えば、明日もなんとか午後から会社に行けますよね。でもその線を二人同時にひっぱると、ピーンとか張っちゃって、道路とかで結構な大惨事になるので注意して下さいね。一本につながるどころか、逮捕につながるからです。



うさぎさんは以前、手相占いで「40代で死ぬ」と言われていたそうです。「でももう50代だけどね」という内容でした。というワケで、手相の生命線を伸ばしている絵を描きました。

以前、手相に凝っている友達がおりました。その方曰く、「理想の線を手のひらに描いておけば運気が上がる」とのことで、希望する女子に理想の線をマジックで描いてあげたりしていました。女子達は「運気があがるかも〜」など楽しそうでしたが、通常は『手のひらに油性マジックの線が何本も入っている女子』というだけでドン引きだと気付いて欲しかったです。

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つづきはまた
週刊文春comments(10) *author : wacky
文春まとめ 2011年8月分
 『週刊文春』にて、中村うさぎさんの連載「さすらいの女王」の挿絵を担当しております。
今年の8月に描いた絵のまとめです。


この号は、うさぎさんが『和装の美少女』が出てくるゲームにハマっているという内容でした。...という訳で、ワキサカも生まれて初めて美少女キャラ的なものを描いてみたのです。違う分野の絵はなかなか難しいですね。なにより難しいのは、いい歳こいた男が夜中に一人で美少女イラストを描く事への気持ちの整理です。

ちなみにゲームと言えば、僕は『ドラクエ』のようなRPGをよくやります。倫理観がめちゃくちゃな所が好きです。
主人公はあんなにかわいい目をしたスライムを、出会った瞬間に有無を言わず「こんぼう」などで殴り倒すという鬼畜ぶり。いくらスライムに生まれて来たからといって、それがいきなりこんぼうで殴られる理由になるでしょうか。きっと、とてつもなく痛いよね。
しかも主人公は『パーティ』などという武装集団を組み、他人の住んでいる家にずんずん入っていき、勝手にタンスを開けたり、ツボを割ったりするのです。中国マフィアよりタチが悪いので、住人達は『恐怖』のあまり何も言いません。さらに彼らは「やくそう」とかいう、寝ないでも体力が回復する妙な物を持ち歩いており、状況はソマリアを超えていると思います。


この号では、うさぎさんが『無欲』について論じておられました。挿絵は『白雪姫』が『スター誕生』に出演している場面ですが、なぜそうなったのかはもう全く記憶がございません。本当に覚えてないので、逆にすがすがしいです。


この号の事もよく覚えてないんですが、「無欲」な男女の比率の話だったかな?それにしてもどうしたのでしょう。自分の描いた絵の事も覚えていないなんて、ワキサカの記憶力が弱まっているような気がします。このままいくと自分の名前も分からなくなっちゃうかも。...まぁいいか、ワキとか入ってる名前に未練はないよ。体の一部の名称をどうしても使わないといけないのなら、せめて肩とかにしたいです。



うさぎさんの従妹が亡くなられたそうです。それも、自らの手で命を絶つ形で...。仲の良い従妹だったそうで、子供の頃に階段をおんぶしておりようとして落ちてしまった話や、庭でホースで水浴びした話などの思い出綴っておられました。挿絵は上下で2号分です。

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...というワケでございまして、さすがに年末進行も落ち着いてきたと思ったら、ひどい風邪を引いてしまいまして、今も悪寒のなかこの文章を書いております。あともう一回、年内に更新してお知らせしておきたい事があるので、ユンケルの高いやつ飲んで早く治そうと思います。そして、結局お正月にオモチを喉につまらせて、天国のおばぁちゃんに会いに逝く予定です。
週刊文春comments(2) *author : wacky
文春まとめ 2011年 7月分
 『週刊文春』にて、中村うさぎさんの連載「さすらいの女王」の挿絵を担当しております。

今年の7月分のまとめです。しばらくご紹介しておらず、大変お待たせしました...と言いたい所ですが、載せていなかったことすら誰も気付いてないですよね

元来、気付かれないことには自信がございます。オープンカフェに座っても、店員さんが注文を取りにきませんから、勝手に休憩中のおじいちゃんみたいになりますし、高校の修学旅行の時なんて、バスに僕がまだ乗っていない事を気付かれませんでした。半ベソで窓を叩いたよね。

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この号では、うさぎさんの文章中に『天動説』という言葉があったのでこのような挿絵を描きました。昔の人にしてみれば、天が動くのが常識で、まさか地面のほうが回っているなんて信じられなかったでしょうね。
1600年代に『地動説』を唱えたガリレオは、当時のローマ教皇庁から『異端者』として有罪判決を受け、生涯軟禁されたそうです。正しい事を言うのにも覚悟が必要ですね。ワキサカも山手線に乗ると、自分ではなく駅のほうが回っていると感じますが、発表は慎重にしておきます。


うさぎさんは20代の頃に映画『ブレードランナー』でを観て、「これは人が神を殺す映画だ」と感銘を受けた、というお話。
ほぼ30年前(!)に公開されたこの映画。サイバーパンク的な世界観が美しく、今でも色褪せないですよね。物語の設定は2019年とのことですが、果たしてあと7年ほどで、あのような未来がやってくるでしょうか...。疑問を投げかける形で文章を終えると、それっぽい感じになると聞きました。


この夏、うさぎさんとワキサカが一緒に『ダチョウ牧場』に行った時のお話。その場面を描いてみました(詳しくはその時の日記で。あるいはその後の日記で)。

元々ダチョウには良いイメージがあったのです。まつ毛が長くて目がパッチリ、チュチュみたいな羽根から足がスラっと出ているなんて、ちょっとしたいい女のようではありませんか。なんならもう、お付き合いをしてもいいくらいの気持ちで会いにいきました。
ですが、実際のダチョウは全く『いい女』感はなく、超恐かったです。物理的に大きいし、口からなんか変な液体出てるし、ちょっぴり臭いのです。合コンに『石原さとみ』みたいな女子が来るよ、と言われてホイホイでかけたら、そこにいたのは『石原都知事』だった時の感じと言えば伝わるでしょうか。


うさぎさんが、胡蝶の夢というキーワードを軸にお話を展開されていたので、このような挿絵を描きました。『胡蝶の夢』は中国の思想家、荘子の残した説話です。ものすごい面倒くさがり屋のチミに簡単に説明するならば、「実は、夢の世界のほうが現実で、現実だと思い込んでる世界が夢かも知れないよ」的なことです。

ほれ、思春期にはよくあるでしょう?『本当のオレは人体実験中で、この現実は脳にインプットされた虚構の世界なんじゃないか』などと思うこと。ワキサカはバレンタインデーに、3年連続で親からしかチョコを貰えなかった時に、そう確信しました。早く実験が終わればいいのに。

ちなみに中国語の原文では『不知、周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与』となります
フーチ シュノムイー クォチョヨー クォチョー ノムイー シュヨー
、と読むかどうかは知りません。だって読めないからです。


うさぎさんが、なんと『閉経した女性』を集めて『閉経B48』というアイドルを結成したそうです。メンバーには美保純さんが決まっていて、あとは募集中なんだとか。そのグループ名を聞いた時は、久しぶりに笑いました。昔のアイドルはよく「お母さんが勝手に応募しちゃったんですぅ そんなつもり全然なくてぇ〜」などとクソみた...素敵なエピソードを語っていましたが、これからのアイドルは親子が逆になるのかもしれませんね。「子供が勝手に応募しちゃったんですぅ〜」つって。

世界中を見渡しても『閉経』というくくりで集まったグループはないと思います。やっぱりトップ閉経の7人は、閉セブンとか呼ばれたりするのでしょうか。

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さて今年も12月。年末進行が始まったのでござる。

週刊文春comments(2) *author : wacky
週刊文春 挿絵まとめ5月分 6月分
 『週刊文春』にて、中村うさぎさんの連載「さすらいの女王」の挿絵を担当しております。ずっとブログでご紹介できていなかったので、2011年5月分と6月分の挿絵をまとめてみました。

今回は、イラストをたくさん載せてしまいますがご容赦下さい......とゆうか、イラストレーターのブログでイラストをたくさんご紹介するのは、よく考えれば当然。「ちっ イラストとかいいからバカな事書けよ ほれほれ」だとか、言わないでくださいね。
この8月はお盆進行の影響で疲れきっており、メンタル面が弱まっているのです。ちょっとタマネギを切ったくらいで涙が出るよ。それなのに昨日なんて、仕事の締め切りが4つも重なってしまい、あっちに「待って」こっちに「待って」と平謝り。複数の愛人に結婚を迫られている男みたいになったのです。全員に「お前だけだよ」と言ったよね。


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2011年5月分


詳細は忘れてしまったけれど、リアル社会にも、ネット社会にも居場所がない人がいるという内容だったような気がします。全然違ってたらごめんよ。


こちらは、前田健さん(あややのモノマネをする芸人さん)の初監督作品『それでも花は咲いていく』という映画を観て、うさぎさんが泣いてしまったという内容でした。うさぎさんが泣いたと言うくらいなんだから、ちょっと観てみたいです。


この号では、うさぎさんが、宗教法人の非課税に対して疑問を呈していました。宗教が人を救うために存在するのならば、非課税をやめて震災復興の際の財源にしてはどうかと。
...こういう宗教的な話を、ヘタに絵にしたらぶたれちゃうのかな、と思ったけれど、だれもぶちに来ませんでした。


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2011年6月分



うさぎさんが、『日本人は従順な羊だ』というような事を書いてらっしゃったので、このようなイラストを描いたのでした。羊をたくさん描くと、いつのまにか寝ちゃうことが分かりましたぜ。



この号ではモンスターペアレントの話が出てきたので、このようなイラストで表現してみました。ちょっと気に入っております。『かいじゅうたちのいるところ』にインスパイアされましたので、名付けて『かいじゅう君』。見た目は醜いけれど、心優しきかいじゅう...だと見せかけて、正直最悪のかいじゅうだよね。おばあさんの経営する駄菓子屋さんで万引きとかするよ。


以前の号で、宗教法人の非課税の話を書いたうさぎさん宛に、とある大きな宗教団体の信者さんからお手紙が届いたそうです。おそるおそる開けてみると...。というイラストです。


うさぎさんは、今年でデビュー20周年。
33歳の時にライトノベルを書いてデビュー→それがアニメ化されるほどのヒットになり、印税がどかんと入る→ブランド品を買いまくり、買い物依存症に→ホストにはまり→整形をする→風俗嬢も経験→閉経。という20年だったそうです。どんな20年だよ、つって。すごいですね。


週刊文春comments(2) *author : wacky
うさぎと文春と私

現在発売中の『週刊文春』7月28日号。
中村うさぎさんのコラム『さすらいの女王』に僕の事を書いて頂きました。うさぎさんの挿絵を担当して8年目ですが、初めてのこと。うれし恥ずかしいので、朝帰りします。「ワキサカ氏は鳥好きの変人」だと褒めて(?)くれているので読んでみてくださいね。



コラムの内容は、中村うさぎさんと僕と編集者さんで、大人の遠足と称して『ダチョウ』を観にいった話です。ダチョウと言っても、クルリンパのほうではありません。3人組の面白おじさんも嫌いではありませんが、今回は鳥のほうでお願いします。茨城県にある「ダチョウ王国」というダチョウ牧場を訪ねました。

うさぎさんのコラムでは、そもそも『なぜそんな場所に行く事になったのか』という話は出てきませんでしたね。実はその辺りのお話は、僕が『an・an』で連載中のコラム『シャレオツアー』のほうで詳しく書きますので、来月まで少々お待ちくださいませ。超ボデータッチはしてくるのに、普通に終電で帰る女子みたいに、もったいぶってごめんなさい。でもせっかくなので、当日のお写真を少しだけ載せてみますね。あんたも好きね。


ダチョウ「王国」だと聞いてきたけど、入口の建物はサービスエリアみたいだったよ。近隣諸国を油断させる為かもしれないね。ちなみに、この中の売店でエサを買ったりしたのですが、栃木弁の店員さん達はとってもフレンドリーでした。

李さんと 仲良くなって フレンド・リー

今のは気にしないで欲しいんだけれども、さっそくダチョウが御出迎え。


エサくれよ つって


この日は、全身ピンク色のうさぎさん。ダチョウを誘惑するためでしょうか。
ワキサカもバカみたいに口を半開きにして、誘惑をサポート。
ダチョウにエサをどんどんあげてみました。ほれほれ召し上がれ。大きくなぁれ。


で、結局食べたよね。その肉。


色んなバージョンで食べたよね。あの肉。

今回、初めてこのブログにお越し頂いたうさぎさんファンの方もいらっしゃるかもしれませんよね。拙ブログは以上のように、メレンゲのような軽さでお送りしておりますので、蘊蓄や情報が得られる事はございません。読む前と読んだ後で何も変わらない、むしろ読んだ記憶もないのが、唯一の特徴となっております。よく分からないけれど、ご安心くださいね。

週刊文春comments(5) *author : wacky
週刊文春 挿絵まとめ4月分
 『週刊文春』にて、中村うさぎさんの連載「さすらいの女王」の挿絵を担当しております。2011年4月分の挿絵をまとめてご紹介させて頂きます。


早速だけど、どうしよう。この挿絵が載った号の内容が思い出せないのです。うさぎさんが何かに怒ってらっしゃったので、このような絵を描いた気もします。うさぎさんの文章をしっかり読んで描いたはずなのに、ワキサカの記憶力は大丈夫なのでしょうか。記憶力がゼロだから、この恥の多い人生を平気で生きてこれたのでしょうか。


こちらの号は、2011年東京都知事選挙についての内容でした。うさぎさんは、原発推進派の石原都知事が再選した事について、「心の底から絶望した」と書いておりました。
というワケで挿絵は、原発マークのトランプを描いてみました。ジョーカーは石原都知事。『週刊文春』は毎週何十万部も発行している雑誌ですので、どこかの大人に怒られるんじゃないかと思ってドキドキしましたが、誰にも怒られませんでした。少しはかまってほしいです。


この号は、宗教団体の政治方針についてのお話。周りに流されず、自分の信念をつらぬくウサギさんを指人形に模して描いてみました。

そういえば僕は小さい頃、指人形とか操り人形が大好きだったのですが、なんとなく男の子っぽくない遊びなので、お友達には言えませんでした。今でもわりと好きなのですが、なんとなく大人っぽくない遊びなので、やっぱりお友達には言えないです。ちなみに『とんがりコーン』を食べる時は、皆様も必ず指にはめると思いますが、両手指に全部はめるのは至難の技だからやってごらんなさい。



この号では、うさぎさんが感じた、震災後のツイッターの雰囲気について。「個でありながらも、全体で何か大きな有機体を形作っているような、それは不思議な光景」だったとのこと。ですから、挿絵は、アメーバのような絵で「ツイッター」を表現してみましたよ。
描いている時は、アメーバブログの事を考えてました。来世でもしAKBになれたらアメブロで1位とりたいです。1ミリも面白くない宣伝とか書いてやるんだぜ。


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先日、「Tokio Hotel」のミニライヴにお邪魔したのです。知人にその話をしたら、「東急ホテル?」と聞かれましたが、「Tokio Hotel」はドイツの人気バンドです。泊まるとポイントがつき、マイルに加算できたりするのが東急ホテル、そもそもホテルじゃないのがTokio Hotelと覚えておくと分かりやすいですよね。

ボーカルのビル(まだ21歳くらい)が中性的な格好や化粧をしている事でも有名なこのバンド。世界の10代女子からカリスマ的な支持を受けているそうでございます。この日もばっちりメイクで決めたビルさん。登場すると同時に女子達が歓声や鼻汁などを飛ばし、会場は興奮のるつぼ。フランス語で言えば Le Tsuboでしょうか。





ビルさんは、綺麗なお顔にバッチリメイクでしたのに、写真を撮ったら、なんだか骸骨みたいに写ってしまいました。中身が撮れてしまったようで恐かったです。怪現象にブルブル震えていると、ふと隣に立つ男性の靴が目に入りました。金色の革靴です。こ、これは....この靴を履きこなせるのは...そうです、ドン小西さんでした。隣にドン。ちょっと面白かったので、感情はプラマイゼロになりました。



この日、お誘い頂いた編集者さんから、男性がするアイメイクの事を『ガイライナー』というと聞きました。せっかくのライヴなので、みんなでアイラインを引いてみようという事になって、超うっすらですが、初めて目の下にアイラインを入れました。うれし恥ずかしかったです。
週刊文春comments(4) *author : wacky
文春挿絵まとめ 3月分
週刊文春』にて、中村うさぎさんの連載「さすらいの女王」の挿絵を担当しております。少し前のものになりますが、まとめてご紹介させて頂きます。(3月分)


こちらは、東日本大震災の翌週に発売された号でした。もちろんコラムの内容も震災の事について。僕は、どんな挿絵を描いていいのか分からず、あるいは描く気力もなく、編集部からのお叱りを受けてもいいから、ただただ真っ黒に塗ったものを提出しようと思いました。しかし、実際に塗ってみると、何だか夜空のようにも思えてきて、それを誰かが見上げているのだとしたら、星は必要だと思ったのです。


震災後の自粛ムードの中、テレビのコメンテーターなどが、バッシングを恐れて黒い服ばかり着ていてる事について、うさぎさんがもの申す内容でした。挿絵は黒い洋服たち。

黒い洋服と言えば喪服ですね。高校生の頃、親戚のお葬式に出ることになったのですが、僕の通っていた学校には制服がなかった為、中学時代の学生服着て行ったのがすごい恥ずかしかったです。違う意味でピチピチの若者は嫌だよ。


こちらの号では、うさぎさんが都知事選について触れていて、無所属ばかりだというお話が出て参りましたので、このような挿絵にしてみました。
毎回、都知事選ではユニークなキャラクターの方が現れるものですが、今回は、スマイル党の「マック赤坂」さんの政権放送が一部の好事家達にインパクトを残しましたね。ちなみに僕が街で見かけた時には、全然笑ってませんでした。



モテモテ恋愛コースってなんだよ!


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昨日、腕を上げただけで脇腹がつりました。今月は忙しくて運動不足だったからでしょう。気付かないうちに僕の肉体は、ちょっとした動作で各所がつってしまう、憧れのスーパーボデーになっていたのです。タクシーを止めたり、電車のつり革を掴む際など、今後は刺激的な毎日になるでしょうね。

もちろんその栄誉が、僕の力だけでない事は分かっております。このボデーを、タイトな締め切りを与えてくださり、影から支えてくださった編集者様、クライアント様に捧げたいと思います。センキュー。


週刊文春comments(5) *author : wacky
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