![]() 2014.04.01 Tuesday
★作曲家に転身します★(エイプリルフールのウソ記事でした)
![]() 春光うららかな季節、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。 この度は日頃お世話になっている皆様にお伝えしたい事がございます。私ことワキサカコウジは本日をもちまして「画業」を引退し、かねてからの夢でありました「作曲家」として活動することに致しました。 それに伴い、今後はイラストレーター・ワキサカコウジ改め 作曲家・ワキサカゴウチとして活動してまいります。 ![]() 音楽と一口に言いましても様々な様式がございますが、私が作曲しますのは広義の現代音楽。調整音楽から、無調で不協和音を用いた楽曲まで幅広く手掛けていきたいと思います。 実は、私は以前よりこの世界に魅了され続けてきたのです。 それは少年の頃、近所の公園で指揮棒を熱心に振るおじさんを見たのがきっかけでした。その周りには尋常ではない数のハトが集まっており、彼が指揮棒を振るたび、鳴き声あげ、音を奏でていたのです。あぁ、この不協和音!おじさんは現代音楽のマエストロに違いないと確信しました。首を前後に振らないと、うまく歩くことすらままならぬハトの不安・焦燥を表した作品でしょう。 よく見ると指揮棒に見えたのはお箸で、振るたびにご飯粒が飛んでおりましたが、そんな事は些細な問題です。私は「現代音楽」に触れたのです。それから私は熱病にうなされたように本屋へ向かい「週刊現代」を立読みしました。特にグラビアページには興奮冷めやらず、自然と鼻唄を奏でる自分に気付いたのです。ちょっと鼻血も出てしまった為、血のにじむような作曲活動の第一歩となりました。 鍵盤楽器に初めて触れたのは、その後通ったエレクトーン教室です。「キミは指の動きが独特過ぎる」という高い評価を得ました。しかしその独特の才能に嫉妬したのでしょう、先生からは他の習い事を強く薦められたのです。このときから、私は従来の音楽教育に見切りをつけ、以後独学で作曲家になるべく精進してまいりました。 あれから時は流れ、私はいつのまにか画業を生業としましたが、頭の中では常に一定の音が鳴り続けており、作曲家になる夢を忘れた事はございません。そして、本厄を迎えた今、ついに音楽が降りてきたという感覚を得て、今回の発表に至ったのです。 ![]() 作曲中の様子 今後の予定として、まずは楽曲第一弾として「交響曲第一番 〜 ONIGASHIMA〜」のリリースを予定しております。 突如現われた和装の男にいきなり日本刀で斬りつけられたうえ、犬、キジ、猿といった野生動物にまで追われて逃げ惑う鬼達の恐怖を表現した4分の大作です。現在はデモテープの段階ですがよろしければご試聴ください。(不協和音が出ます) それではワキサカゴウチの今後の活動にご期待ください。 ----------------4月2日追記-------------------------- ![]() 謝罪会見の様子 ※お詫び 昨日の発表につきまして、皆様に謝罪しなければなりません。実は私の少年の頃のエピソードや、作曲した音楽は全てゴーストラ....とかもういいよね。もちろん4月1日...つまり エイプリルフール の嘘でした。もちろん作曲家への転身も、改名も嘘でございます。 毎年毎年すいません。例年なら何人かは本気で騙されてくれるので楽しいのですが、さすがに今回騙された方はいないでしょうね。撮影のお手伝いをしてくれた優しい大人2人もさすがに苦笑いでした。 てゆうかワキサカゴウチってなんだよ...自分で言うのもなんですが、嘘としてはまさかの低クォリティ!ロン毛のヅラにサングラスをかけたら、思ったよりみうらじゅんさんが前面に出てきてしまった事に焦ってしまい、名前で分からせようとしたよね。お恥ずかしいことです。「どうも森進一です」って言っちゃうくらいお恥ずかしいことです。 ちなみに交響曲第一番の副題は「鬼ヶ島」と「江ノ島」とで迷いました。しかし江ノ島は、神社のある頂上に登るための単なるエスカレーター(有料)の事を「エスカー」などと名付け、まるでカー(車)的な要素があるように偽装した事がマイナス点となりました。という、このくだりを読んだ時間が、今年一番無駄でありますように。 というわけで今年もおつきあい頂きありがとうございました。 過去のエイプリルフールのリンクも貼っておきます。ヒマ過ぎて塩をなめるくらいしかやる事がない時にご覧下さいませ。 ★2013年の4月ばか(宇宙編) ★2012年の4月ばか(占い編) ★2011年の4月ばか(映画編) ★2010年の4月ばか(バンド編) ★2009年の4月ばか(改名編) ![]() |